2019年7月、令和に入って初の世界文化遺産に登録された、仁徳天皇陵古墳は、5世紀中ごろに約20年をかけて築造されたと推定されています。

日本最大の前方後円墳で、北側の反正天皇陵古墳南側の履中天皇陵古墳とともに百舌鳥耳原三陵と呼ばれ、前方部を南に向けた墳丘は全長約486m、後円部径約249m、高さ約34.8m、前方部幅約307m、高さ約33.9mの規模で3段に築成されています。葺石があり、人物や水鳥、馬、鹿、家などの埴輪が出土しています。一周するには約1時間かかります。